AI(アプリシアティブ・インクワイアリー)詳細

AI(アプリシアティブ・インクワイアリー)とは

AIの特徴は主に「Do(やり方)」を扱う従来の問題解決手法と異なり「Be(どうありたいか)」を扱う21世紀の最も新しい大きな組織力を生み出すことによって困難な組織課題を解決する手法の一つです。

AIの効用は

  • 「なぜ出来ないのか」ではなく「何を実現させたいのか」
  • 「過去」の回顧ではなく「未来」の創造
  • 「ネガティブ要因」の改善ではなく「ポジティブ」な変化の創造
  • 「無機質な解決策」の検討ではなく「情熱や達成感を生み出す要素(ポジティブコア)」からの出発
  • 利害の調整ではなく利害を超えた相乗効果の創出

など、これまでの「Do(やり方)」中心の問題解決の行き詰まりを根本から救済する可能性を秘めています。
そして、これらを総称して「ポジティブアプローチ」と呼ばれています。

なぜAIなのか

私達が何故、AIをソリューションのための一つとして選択したのか。それは、実務成果を伴った組織変革を成功に導くためには、これまでの部分最適型の問題解決手法や人間の価値観や感情を排した無機質な手法では、永続的な成果を生み出す組織構築はできないと気付いたからなのです。
本来、企業活動の目的は誰かを打ち負かし自社の利益のみを追求するものではなく、より良い未来を創造することに繋がっていなければなりません。それは、机上の空論ではなく、私達が生まれながらに持っている幸福感に根差したものです。
「私達が何に楽しみを感じ、どんな時に感動し、生きがいや遣り甲斐を得られる環境に感謝する」しかし、それらが得られないことが、今をどれほど無機質なものにしているのか。そして、それらが得られるならば私達は眼先の利害を超えて、大きな共通の利益のために本当に大きな力を生み出せることを知っているのです。
そのためにAIはとても大きな役割を果たしてくれるのです。

AIのフレームワーク(4Dサイクル)

AIは以下の図に示すようなフレームワークを持っています。このフレームワークの特徴は、戦略、戦術といった勝つための方法論づくりではなく、理想とするビジョンの創造と、ビジョン実現のための実践プロセスが中核となっていることです。
21世紀、そろそろ過去の兵法から新たな社会を生み出すための道具を私達は身につけるべきところにあるのだと考えます。

AIのフレームワーク
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