前回のメールで標題のセミナーをご案内させていただきました。即日、多くの皆様のお
申し込みととても丁寧なコメントを頂戴し感激しております。ありがとうございました。
残念ながらメルマガは一方的なものですので、こうして皆さまからの返信をいただける
と大変勇気づけられます。先日、メールを配信した時間帯が朝方でしたので他のメールに
紛れて読めていない方もいらっしゃるようでしたので、今回もセミナーの案内を付けさせ
ていただきました。また、折角の機会ですので既に無料枠は終了しておりますが、追加で
2名様分の無料枠をご用意いたします。前回、見落とした皆さま、是非お越しください。
さて、私はこれまで組織開発の重要性を訴え続けてきました。ですが、残念ながら私自
身の表現力や訴求力不足もあって、なかなか認知していただくまでに至っていません。そ
こで是非、皆さまのお力をお借りしたいと考えています。
前回のメルマガでご案内いたしましたスペシャルサイトをご覧いただいた感想や「もっ
とこうすれば分かりやすくなる」「もっとこういった視点で情報提供が欲しい」など率直
なご意見やアドバイスをいただきたいのです。
それと、ご質問などもいただけましたら本メルマガを通じて、私が回答していくことで
メルマガ勉強会ができるのではないかと考えています。ご協力お願いします。
■スペシャルサイトURL
http://www.al-s.co.jp/special/
■ご意見・ご質問URL
http://www.al-s.co.jp/freecgi/EasyBBS/index.cgi?bid=1
私達の願いはただ一つ「人が集うことで生まれるものは不安や苦しみではなく、喜びや
成長であって欲しい」ということです。この願いを願いで終わらせるのではなく、現実の
身近な人が集う場所「組織」「学校」「家庭」などをその具現化の場所にするために取り
組んできました。
今以上に何ができるか、それは無論、一人では限界があります。もしかすると何もでき
ないかもしれません。ですが、同じような価値観を持つ多くの方々と共に考え行動してい
くことで、少しでもその実現に近づけると信じています。
幸いなことにこれまで私達の願いは、多くの企業で実現する機会を頂き、その可能性や
実現性は十分に確認できました。また、そのための手法や方法論もある程度準備できまし
た。後は、さらに、私達に共感いただける同志の皆様と身近なところから実践していくこ
とだと考えています。
どうか皆様の想いを形にしていくために力を貸してください。
・・・・・・・・・・・・・・セミナー案内・・・・・・・・・・・・・・・・
特別にメルマガ会員の方は無料ご招待(先着2名)いたします。
■セミナー概要
私達は改めて組織について真剣に考えるために象徴的な言葉として「組織ism」という
造語を生み出しました。最も重要なことは、私たち一人一人が常に何らかの組織の一員で
あるという自覚と貢献に対する内省ではないでしょうか。行動原理の中心に損得を置くの
ではなく、幸福や喜びの創造に貢献することを置くことではないでしょうか。
このような事を言うと、胡散臭く思われる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、
私達がこれまで取り組んできた組織変革の原動力となったものは、この価値観そのものの
変化なのです。
他者の評価や損得でモチベーションを継続し、今まで以上の労力をかけて難題に取り組む
ことを多くの人達が選択するでしょうか。組織において有能なリーダーは無論、必要です。
しかし、私達は誰かの手足の如く業務を遂行することを心から望んでいるでしょうか。
今回は一つの事例を用意しました。ある企業の若手社員が、実務を通じた自己変革を約
束し、1年以上継続してやり遂げた実例です。さらに、その取り組みの過程で彼らの上司
や組織に大きな影響を与えるまでに至っています。
私達が着目したのは、「どのように継続したのか?(DO)」ではなく「なぜ、継続でき
たのか?(BE)」です。
おそらく、そこに組織や人材を大きな成長に導くカギがあるはずです。もしかすると、
とても当たり前のことしか出てこないかもしれません。しかし、私達の目の前には、現実
に彼らが自らの意思で、自己変革し、成長したという事実があるのです。
どんなに知識や理屈(DO)を詰め込んでも、姿勢や意識(BE)が変わらなければ、何も
生まれない事例を私達は数多く見てきました。
私達はマニュアルや道具を一度手放し、私達自身のそして仲間一人一人の中にある自己
や価値観と向き合う時期が来たのではないでしょうか。
■セミナー要綱
* 開催日時:6月23日(火) 13時30分~16時30分(13時15分受付)
* 開催場所泉ガーデンコンファレンスセンター(泉ガーデンタワー7F)
* アクセス http://www.bellesalle.co.jp/izumig_cc/access.html
* 参加費用:5,000円
* 定員:30名
■プログラム
* アイスブレーク/自己紹介(参加者)
自己紹介を兼ねて簡単なゲーム(アクティビティ)を行いたいと思います。
* レクチャー「組織シナジーを生み出すチームリーダーシップのポイント」
弊社が推進している組織力強化のためのリーダーシップのポイントについて情報提供致し
ます。また、事前にご質問等いただければ回答も兼ねたご説明をさせていただきます。
* 事例紹介「ボトムアップアプローチの凄さ:若手社員が組織を活性化する」
色々な事例がありますが、今回はメンバーシップ(若手社員の活性化が組織に与える影響
について、最新の事例を共有し、組織を活性化させつための「本質」とは何かを考えてい
きたいと考えています。
(休憩)
* ディスカッション「自組織のレビュー:あなたの組織は何を生み出しています
か」
今回の事例等を踏まえ、参加者の皆様の所属している組織の課題について客観的なディス
カッションができればと考えています。
* 提案「社内ファシリテーター養成の重要性:真の組織開発リーダーの養成」
チェンジエージェントなどの言葉もありますが、単なる研修や手法の導入ではなく、社員
を組織変革のプロフェッショナルとして育成することが、とても重要だと考えています。
* まとめ/質疑応答/アンケート記入
質問やご相談に時間が許す限りお答えしたいと思います。アンケートにご記入いただけれ
ば後日、回答させていただきます。
■お申し込みURL
メルマガ会員専用URLとなります。
https://secure02.red.shared-server.net/www.al-s.co.jp/special/seminar/merumaga_f
orm.html
・・・・・・・・・・「組織ism」スペシャルサイト 紹介・・・・・・・・・・・・・
スペシャルサイトをオープンしました。本サイトはこれから皆様のご意見等を吸収し、し
っかりと育てていきたいと考えています。できましたら、ご感想やご意見をお寄せいただ
ければ幸いです。
(スペシャルサイト「組織力の根底にあるBe」の冒頭分から)
わたし達は、社会環境や経済情勢の激変に関わらず、組織ismの重要性を投げかけてきま
した。人材開発が短期的なスキル開発だけでは本質的な成果に繋がらないことと同じよう
に、組織開発も中長期視点で取り組まなければならないテーマです。
現在、組織開発において中心的なテーマとして取り組んでいることはチームビルディング
です。それは単なる組織力の開発を目的とした一過性の取り組みではなく、チームの発達
段階とその見極め、発達段階に即したチームマネジメントの実践を指しています。
そして、その組織開発を成功に導くためには次のようないくつかのポイントが存在します。
URL:http://www.al-s.co.jp/special/
・・・・・・・・・・・・・・・人材教育掲載 記事・・・・・・・・・・・・・・・・
5月20日に発刊された「人材教育」に以下の記事が掲載されました。
「組織ism」で社員が自立して
前向きに働ける組織への変革を
組織とは本来、人々の多様性を活かして、環境変化に柔軟に対応していくために存在して
いるはずだ。ところが、硬直して環境変化に対応できなくなってしまっている組織は実に
多い。結果として最も重要な資産であるはずの人材を切り捨てる選択がまかり通っている。
どのような状況になっても、メンバーが創造性を発揮して柔軟に対応していける組織をつ
くるにはどうすればいいのだろうか。「組織ism」を掲げて企業の組織変革に取り組むア
クションラーニングソリューションズ(AL-S)代表取締役の斉藤秀樹氏に聞いた。
◆組織づくりは個の自立にもつながる
「組織」や「組織の一員」という言葉に、どのような印象を持っているだろうか。
「私たちは企業や家庭、あるいは地域社会など、何らかの形で必ず組織に属しています。
それにもかかわらず、『組織の一員』であることをあまり意識していない人、なかには、
ネガティブに捉える人が少なくありません。なぜなら、組織に従属することによって個人
が埋没すると、多くの人が誤解しているからです」(斉藤氏、以下同)
このような誤解が定着してしまったのは、多くの企業がメンバーの多様性を無視した
「Do」(やり方)ばかりを重視して、組織の意義やビジョン、信頼やコミットメントと言
った「Be」(あり方)を軽視してきたためだと斉藤氏は解説する。
未だに指示命令に偏ったマネジメントや逆に放任や丸投げなど日本企業のマネジメント
手法は旧態然としています。本当に強い組織を創りたいのであればファシリテーション能
力を中核としたチームマネジメントをしっかりと学ぶ必要があります。このままでは、永
続的に受け身で成長できない組織と人材を生み出し続けるだけです。本来、組織は『Be』、
すなわち共感する理念やミッションの下に個々のメンバーが集い、自立した行動を取るこ
とによって機能するものです。そこでわれわれは、組織の魅力や可能性を再認識し、ポジ
ティブに捉え直す必要があると考えています」
こうした考えに基づき、AL-Sでは”組織ism”(イズム=主義)というキーワードを掲げて、
真の組織づくりに向けた「組織ビジョン創造」「ビジネスチームビルディング」「アクシ
ョンラーニング」に取り組んでいる。
「われわれの取り組みで組織を活性化すると、メンバーは自立します。なぜなら、組織
における自らの役割が明確になるからです。メンバーが個々の強みを活かして役割を果た
すことによって、組織のパフォーマンスは向上します。その結果、自分を肯定でき、周囲
からも認められるので、モチベーションが向上し、成長意欲も高まるのです。
個人の能力開発だけでは、組織力の向上にはなかなか結びつきません。しかし、組織力
強化に取り組めば、組織と個人が互いに成長できるプロセスを築くことができます」
◆現実の組織を変え、実務を変える
チームビルディングのプログラムを提供する研修機関は数多く存在している。しかし、
「チームビルディング研修にせよ、単に打ち上げ花火のようなイベントとして導入すれば、
研修の場で気づきを得られても、その後の実務に活かすことができず、一過性で終わって
しまいます」と斉藤氏。AL-Sでは、短期の研修であっても研修始点とした変革プロセス全
体をクライアントと協議のうえ設計していきます。それは、私達のミッションがコンテン
ツの提供ではなくソリューションの提供だからです。
そして、チームビルディングで得られた気づきを活かして行動計画を立て、行動を継続し
て変革へと結びつけていく。
「われわれの提供するビジネスチームビルディングは、研修をきっかけにして、本当に
組織を変えることが可能です。しかも、メンバーが嫌々変わるのではなく、自立して成長
することによって、成果に結びつくような組織に変革できるのです」
チームビルディングは目的ではなく単なる道具でしかありません。チームビルディング
の過程で組織の価値やリーダーシップ、メンバーシップの本質や意義に気づき、組織変革
という広義のアクションラーニングにつなげ、変革と成果創出を継続することが重要なの
です。
例えば、ある企業では、若手社員を対象にAL-Sの2日間の研修を実施したところ、若手
の自己変革および実務変革の活動が1年以上にわたり継続。さらに、若手に対する指導・
支援を依頼された上司も、部下の強烈なやる気に影響を受け、育成に本気で関わるように
なったという。
「一般に組織力の強化は管理職層のリーダーシップの強化を目的としたトレーニングを
行い、トップダウンで進めていきます。しかし、上司がいくら頑張っても、部下にやる気
がなければ引っ張っていくのは難しい。しかし、この企業のように部下のメンバーシップ
を強化することで、ボトムアップで組織を変えていくことでリーダーシップが発揮しやす
くなります。このようなアプローチが実は有効なのです」
本来の組織力強化に取り組めば、成果が出るのは当然だと斉藤氏は言う。
「目的や意義が曖昧なまま、出社してルーチンの作業をするのは誰だって嫌なはずです。
仕事を通じて社会に貢献しているんだ、という実感を持つことができれば、仕事に取り組
む姿勢が変わる。その実感をメンバー全員に持たせ互いを尊重し協力して成果を生み出す
ことが、本来のチームビルディングなのです」
◆社内ファシリテーターの育成がチームづくりの鍵
AL-Sが今、力を入れている取り組みの一つに、社内ファシリテーターの育成がある。
力を入れる理由は2つある。1つは、外部の人間がファシリテーターを務めるのは限界があ
るためだ。例えば、数多くの事業所を持つ企業の場合、外部のファシリテーターが個々の
事業所を回って行うよりも、組織の課題に精通した内部の人がファシリテーターを行った
方が、より的確なファシリテーションが可能になる。
もう1つは、チーム力を引き出すファシリテーション能力は、本来であれば組織をマネジ
メントする上で必須の能力といえるからだ。マネジャーやリーダーがファシリテーション
能力を身に付ければ、日頃から組織力の強化に活かすことができる。
AL-Sの社内ファシリター育成は、単に知識を付与するだけでなく、プロのファシリテー
ターの指導を受けながら、実際に社内組織に対するチームビルディングプログラムを行う
ことで、ファシリテーション力を習得していく。
チームビルディングのファシリテーション能力を身に付けることは、究極のリーダーシッ
プトレーニングだと斉藤氏は考えている。
「組織としての相乗効果を発揮させるには、チームビルディングの発達段階であるストー
ミング(混沌・葛藤)の状態をつくり、乗り越えさせる必要があります。ストーミングの
状態を乗り越え、遠慮せずに言うべきことを言い合える組織にならなければ、表面的な会
話しかできない”仲良しクラブ”のままで、組織として大きな成果を生み出すことができま
せん。とはいえ、経験もなしにストーミングを生み出すために危機感をあおっても、チー
ムを混乱させるだけです。そのため、しっかりとファシリテーターの指導の下にチームビ
ルディングのプロセスを体験し、ファシリテーション能力を身につけることが大切なので
す。
ファシリテーション能力が高まってくると組織に対する多様な視点が生まれ、チームが成
長しない理由や課題が明確になってきます。ですから、組織の状態に合わせて、的確なア
クションやマネジメントを取ることができるようになります」
社内ファシリテーターを育成し、チームビルディングを企業の仕組みに埋め込むことで、
健全な組織状態を保つことが可能になる。
大不況期といわれる現在は、組織を見直す好機ともいえる。これを機に、組織の価値観を
「Do」から「Beを中核とした多様なDo」へとシフトし、変化に柔軟に対応できる組織を志
向してはどうだろうか。
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