アクションラーニングソリューションズ代表の齋藤です。
このメルマガでは、身近なチームづくりから企業や日本風土の話題まで
「組織開発」に関する内容を提供しています。
今回は臨時号として新しい取り組みをご紹介します。
オフィシャルサイト内でご覧になりたい方はこちら
⇒http://al-s.co.jp/strength/availitator
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◆圧倒的な成果を創りだすチームの条件
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チームが本来のチームの利点である『多様性とシナジー』を生み出し、
単なる個人の力の足し算『1+1=2』ではなく、
『1+1=3、5、10』といった高い成果を生み出すには、
いくつかの条件があります。
・問題解決の推進力であるメンバーの高いモチベーションと、
メンバー間の自発的な協働意志
・どのような立場であっても平等で自由に、
そして本音で発言できる安全な場
・個人の手柄ではなく、チームの成功に全員が本気で貢献する結束
・小手先の対症療法ではなく、課題がどんなに困難なものでも
果敢に挑むチャレンジシップ
・課題の本質(本当の姿)を浮き彫りにする、多様な視点や価値観の共有
・表層的な課題に翻弄されず、真因(本当の原因)を深掘りする思考と手法
・無意味な議論をせず、小さくとも変えられることからどんどん変革し、
現実から学び、成長し続けるラーニングサイクルの実践
これらの条件が揃いチームが活動し始めると、そこには圧倒的な成果を
創りだすチームが現れます。
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◆実際の取組みからわかった成果が出ないチームの特徴
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■有能な個人が集まるだけでは成果が出せる組織(チーム)は創れない
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10年以上前から、私たちはアクションラーニングというチーム問題解決手法を
用い、チーム力を問題解決に活かす取り組み始めました。
取り組み始めて間もなく大きな壁にぶち当たりました。
大手製薬メーカーの中核リーダー60名を集め、1チーム6名で10チームを
結成し、実務課題の解決に取り組んだ時です。
能力的には皆同様に優秀なリーダー達で結成されたチームのはずが……
1)あるチームはメンバー間のコミュニケーションが上手くいかず、
口数も少なく暗い雰囲気が漂っていました。
2)また、あるチームは陽気に話しているものの誰も本音を言わず、
表面的で小手先の対策の議論に終始時間を費やしていました。
3)また、あるチームは本質的な議論はするものの、当事者意識が希薄で
結局、責任を持って解決行動を担当する人は現れませんでした。
4)そして唯一、1チームだけが本質的な課題を明確にし、各メンバーの
役割と納期を決め、その後のコミュニケーションプラン
(進捗共有や支援方法)まで検討を進めていました。
さて、同じような高い能力を持った個人が集まってチームを
作っているにも関わらず、このチーム間の格差は何によって
生まれたのでしょうか。
■問題解決能力はチーム状態と深い関係があった
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また、もう一つチーム間の格差がありました。
それは、問題解決の深さともいうべきものです。
各チームのディスカッションを洞察していて気づくことは、
課題の扱いがチームによって異なるという点でした。
A)課題が提示されるとすぐに解決策の検討に入るチーム。
B)課題が提示されると分析が得意なメンバーがリーダーとなって、
その課題がどのような背景から生 まれたものなのか分析し、
分析結果に対して解決策を検討するチーム
C)課題が提示されると課題をより鮮明にかつメンバー全員が
共通認識できるようにしたうえで、全員が質問「なぜ」を
繰り返しながら、課題の本質を深掘りしていくチーム。
このような取組の違いは、対症療法にしかならない解決策、
部分最適にしかならない解決策、原因療法となる本質的な解決策という
差を生み出しました。
3タイプの違いははっきりしています。
Aの対症療法は一時的な効果はあるものの、また同じようなトラブルや
問題を引き起こします。つまり一過性の効果しか得られないのです。
Bは、分析によって検討されたパターンには対応できても想定外の
パターンには対応できません。
Cの原因療法は、対症療法よりも時間を要することが多いですが、
同じようなトラブルや問題は激減し、結果的に大きな成果を得ることが
できます。
そしてこの対症療法的な取り組みのほとんどが、前述の1~3の
チーム状態が低迷しているチームの取り組みでした。
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◆チームビルディング+アヴィリテーションで圧倒的な成果を創りだす
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このように多様性を活かしチームが高い問題解決力を獲得するためには、
4の良好なチーム状態とCの課題を深掘りし真因を探索する手法、
そしてファシリテーションスキルが必須なのです。
その課題を深掘りし真因を探索する手法とファァシリテーションスキルの
ことを、私たちは『アヴィリテーション』と名づけました。
アヴィリテーションは、チーム力を引き出し、チーム力と多様性を
推進力として、組織が抱える本質的な問題を解決する手法とスキルを
指しています。
チームビルディングで形成されたチーム力を利用して問題解決に
取り組む方法です。
そしてその役割を担う人材を、私たちは『アヴィリテーター』と
呼んでいます。
※アヴィリテータ―の名称は、「ability」(能力・才能)と
「facilitator」(促進者・進行役)の造語で、チーム力を高める人の
ことを示しています
つまり「良好なチーム状態」を創る手法が『チームビルディング』であり、
「課題を深掘りし、真因を探索する手法とファシリテーションスキル」が
『アヴィリテーション』なのです。
このチームビルディングとアヴィリテーションの両手法とスキルを
獲得することで、チーム力を高め、その力を問題解決に活用することで、
チームが本来持っている機能が発揮されブレークスルーと高い成果を
生み出せるようになるのです。
※チームビルディング各種講座はこちらをご参考ください。
日本チームビルディング協会 講座のご案内:http://jtba.jp/seminar
■他企業のリーダーと共に学び多様性を広める
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また、アヴィリテーションは、他企業のリーダーと供に多様な価値観を
共有しながら進めていくことで、さらに多様性を高め、大きな成果に
繋げることができます。
そこで私たちは、一般社団法人 日本チームビルディング協会(JTBA)の
協力の下、より多くのリーダーと共に学べる講座を開設しました。
斉藤式 チーム・アヴィリテーター講座:http://jtba.jp/seminar/team-ability
私たちが提供するプログラムと共に、
この『斉藤式 チーム・アヴィリテーター講座』を活用することで、
更なる組織変革をお約束します。
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開催概要
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【斉藤式 チーム・アヴィリテーター講座】
期 間:2日間
時 間:10:00~17:00
定 員:12名
最低開催人数:4名以上
(人数に達しない場合中止となります。予めご了承ください)
受講料金:120,000円(税別)資料代・昼食込
※2名以上1名につき105,000円(税別)資料代・昼食込
<開催日時>
10月10日(土)・11日(日)10:00-17:00 東京都内
10月31日(土)・11月1日(日)10:00-17:00 東京都内
<詳細・申込>
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日本チームビルディング協会公開セミナー/講座 開催スケジュール
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【チームビルディング体験講座 】
チームビルディングの理論をやさしくお伝えしたあと、
実際にゲームを通じて体験していただきます。
チームビルディングのことを体で実際に感じ取れる講座です。
<開催日時>
08月26日(水)13:30-16:30 東京都内
<詳細・申込>
http://bit.ly/jtba_trial
【チームビルディング基礎講座 】
チームビルディングとは何か、チームビルディングを日常に活かすことで
どのような変化が生まれるかについて、学ぶ最も基本となる講座です。
<開催日時>
08月23日(日)10:00-18:00 東京都内
09月12日(土)10:00-18:00 東京都内
10月07日(水)10:00-18:00 東京都内
<詳細・申込>
http://bit.ly/jtba_practical-beginner
【チームビルディングアクティビティ講座 】
チームが成長するプロセスをアクティビティ(課題解決型ゲーム)を通して
経験し、チームが本来持っている潜在的な可能性やパワーを体験的、
具体的に理解できる講座です。
<開催日時>
8月30日(日)10:00-18:00 東京都内
<詳細・申込>
http://bit.ly/jtba_activities
【斉藤式 チーム・アヴィリテーター講座】
チームの置かれた環境によって引き起こされる「問題」や「課題」をチーム力を活用して解決するための社内ファシリテーターを養成する講座です。
「チームビルディングで創りだしたエネルギーを実務の問題解決の推進力に変える」
具体的に実務成果に繋げる手法を学べます。
<開催日時>
10月10日(土)・11日(日)10:00-17:00 東京都内
10月31日(土)・11月1日(日)10:00-17:00 東京都内
<詳細・申込>
http://bit.ly/jtba-availitator
【開催講座一覧】
http://bit.ly/jtba_seminar-list
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書籍のご案内など
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◆「斉藤秀樹の最強組織を創るチームビルディング術」日経BP社ムック本
本書は基礎講座、実践講座の教科書的なものです。
一読頂いてから参加されますとより理解が深まります。
※アマゾン書店では本書入荷後直ぐに在庫切れになるという状態が
頻発していて、皆様にはご迷惑をおかけしています。
日経BP書店は確実に入手いただけると思いますので、合わせて
ご活用ください。
日経BP書店:http://nkbp.jp/1Fwjxzy
アマゾン書店:http://amzn.to/1dh6SUY
※チームビルディングの研修や組織変革のコンサルティングに興味のある方は
下記までご連絡ください。最適なソリューションをご提供いたします。
http://al-s.co.jp/contact
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